ニーチェ語録

フリードリヒ・ニーチェ (著), 東郷貴士 (編集)
神は死んだ」「私を殺さないものは、私をより強くする」「人間の偉大さについての私の公式は、運命愛――amor fati――である。」
十九世紀ヨーロッパを代表する哲学者フリードリヒ・ニーチェ。その著作には、既成の道徳や価値観を問い直し、自らの生を引き受け、より高い自己へ向かおうとする言葉が散りばめられている。
本書では、『ツァラトゥストラはこう語った』『善悪の彼岸』『悦ばしき知識』『偶像の黄昏』『道徳の系譜』『この人を見よ』など、ニーチェの主要著作から182の言葉を選び、現代の読者が一語ずつ味わえる日本語に改めた。
ニーチェが問い続けたのは、人間はいかに生きるべきか、自分自身をいかに超えてゆくのか、そして苦しみや運命をどのように引き受けるのかという問題であった。その言葉は、ときに激しく、ときに冷徹でありながら、生を肯定しようとする強い意志に貫かれている。
収録した言葉は、内容に応じて五篇に分類した。
第一篇 自己と生
第二篇 力と創造
第三篇 真理と価値
第四篇 人間と社会
第五篇 神と運命
巻末にはニーチェ略年譜、主要出典・参考文献を収録。
哲学書を最初から読み通すのではなく、まずその言葉に触れたい人へ。ニーチェ思想への入口としても、折に触れて読み返す小さな一冊としても楽しめる語録集である。
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