王陽明語録

知行合一、心即理、致良知――。
中国・明代を代表する思想家、王陽明。その教えは、知識を蓄えることだけではなく、自らの心を省み、現実の行動の中で道理を実践することを求めるものでした。
本書は、『伝習録』や書簡などに残された王陽明の言葉から、その思想の核心を伝える百八十の言葉を選び、現代日本語に改めた語録集です。
「志を立てる」
「心に天理を見る」
「人に備わる力」
「知ることと行うこと」
「自らを磨く」
「万物との一体」
以上の六篇を通して、王陽明が説いた心の本体、良知、知行合一、自己修養、そして人と世界とのつながりをたどります。
各語録には漢文原文を併記し、現代語だけでは捉えきれない原文の響きにも触れられるようにしました。巻末には王陽明の略年譜と主要出典・参考文献を収録しています。
陽明学を初めて学ぶ人にも、すでに『伝習録』や東洋思想に親しんでいる人にも。日々の判断と行動を支える言葉を、身近に置くための一冊です。
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