トルストイ語録

レフ・トルストイ (著), 編集者 (編集)

世界文学の巨人が、生涯をかけて問い続けた「いかに生きるべきか」。

『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』で知られるロシアの文豪レフ・トルストイは、人間の心を描いた小説家であると同時に、人生、愛、信仰、社会、芸術について考え続けた思想家でもあった。

世界的な名声を得た後も、トルストイは自らの生き方を問い直し、富や権力に依存しない生を求めた。敵に善を返すこと、自ら働くこと、他者へ仕えることを重んじ、その信念から戦争や暴力、国家権力、教会の権威を厳しく批判している。芸術についても、人から人へ感情を伝え、互いの生を結びつける営みとして、その意味を根本から問い直した。

本書は、トルストイの小説、宗教論、社会論、芸術論、日記から一八二の言葉を選び、現代日本語で収録した語録集である。

第一篇 人生篇
第二篇 慈愛篇
第三篇 信仰篇
第四篇 社会篇
第五篇 芸術篇

一頁に一つの言葉を収め、各頁の下部には簡略な出典を掲げた。巻末にはトルストイの略年譜と、主要出典・参考文献を収録している。

一つの言葉を静かに読み、折に触れて再び開くための小型古典。トルストイが残した答えを通して、読者自身の生を問い直す一冊である。

ミツバチポケットクラシックスは、一人の人物の思想と生涯を、持ち歩ける一冊に凝縮する小型古典シリーズです。

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