カエサル語録

「賽は投げられた。」
「来た、見た、勝った。」
古代ローマ史を大きく動かしたガイウス・ユリウス・カエサル。その決断と人間観、統率、政治、戦争を、一八二の言葉から読み解く。
ガリアを征服し、ポンペイウスとの内戦を勝ち抜き、共和政末期のローマで最高権力者へ上りつめたカエサルは、卓越した軍人・政治家であると同時に、優れた文章家でもあった。
『ガリア戦記』『内乱記』には、自ら経験した戦争の記録だけでなく、人間が恐怖によってどう動くのか、噂がどのように広がるのか、兵士をいかに率いるべきか、好機をいかに見抜くべきかといった鋭い洞察が数多く残されている。
本書では、カエサル本人の著作・書簡を中心に、キケロ、サッルスティウス、スエトニウス、プルタルコス、アッピアノスなどの古代史料に伝わる発言を精査し、彼の一八二の言葉を読みやすい現代日本語で収録し、「決断篇」「人間篇」「統率篇」「政治篇」「戦争篇」の順に収めた。
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